「毎月スマホ代で6,000円ぐらい払ってるんだけどもう少し安くならないかな…」
「格安SIMにしたいんだけどいろいろありすぎてよくわからない…」
本記事はこのような人のための記事です。
・格安SIMブランド別のメリット・デメリット
・格安SIMブランド別のおすすめの人
【2022年3月26日更新】格安SIM比較表
ドコモ | KDDI | ソフトバンク |
楽天 | 主要格安SIM | |||||||||
ahamo | UQ | povo | Yモバ | LINEMO | rakuten | OCN | BIGLOBE | mineo | IIjmio | NURO | 日本通信 | ||
500MB | 2,980円 | 1,628円 (990円) |
390円 (7日間) |
2,178円 (990円) |
990円 | 0円* | 500MB | 550円 | 1,078円 (858円) |
1,298円 (1,243円) |
858円 (198円) |
792円 | 290円 |
1GB | 1GB | 770円 | |||||||||||
2GB | 990円 (30日間) |
1,078円 | 2GB | 990円 | 1,320円 (1,100円) |
1,518円 (1,463円) |
1,390円 | ||||||
3GB | 3GB | 1,078円 (418円) |
|||||||||||
4GB | 2,728円 (2,090円) |
2,700円 (30日間) |
3,278円 (2,090円) |
2,728円 | 2,178円 | 4GB | 1,320円 | 1,870円 (1,650円) |
990円 | ||||
5GB | 5GB | 1,518円 (858円) |
|||||||||||
6GB | 6GB | 1,958円 (1,903円) |
1,485円 | ||||||||||
8GB | 8GB | 1,760円 | 3,740円 (3,520円) |
2,178円 | |||||||||
10GB | 10GB | 1,848円 (1,188円) |
|||||||||||
12GB | 12GB | - | 2,178円 (2,123円) |
2,699円 | |||||||||
15GB | 15GB | 5,720円 (5,500円) |
|||||||||||
20GB | 3,828円 (2,970円) |
4,158円 (2,970円) |
20GB | 2,068円 (1,408円) |
|||||||||
25GB | - | 6,490円 (90日間) |
- | 3,278円 | 25GB | 8,195円 (7,975円) |
- | - | - | - | |||
30GB | - |
12,980円 (150GB) |
- |
30GB | |||||||||
60GB | 60GB | - | |||||||||||
100GB | 100GB | ||||||||||||
150GB | 150GB | ||||||||||||
無制限 | - | 無制限 | |||||||||||
割引 | - | 自宅セット割 | - | 家族割 | - | - | 割引 | - | 家族割 | 家族割 | mio割 | - | - |
ドコモ | KDDI | ソフトバンク |
楽天 | 主要格安SIM | |||||||||
ahamo | UQ | povo | Yモバ | LINEMO | rakuten | OCN | BIGLOBE | mineo | IIjmio | NURO | 日本通信 | ||
追加GB | 550円/1GB | 220円/100MB 550円/500MB |
330円/24h 他* |
550円/500MB | 550円/1GB | - | 追加GB | 550円/1GB | 330円/100MB | 165円/100MB | 220円/1GB | 550円/1GB | 220円/1GB 275円/1GB |
通話料金 (従量課金) |
22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 通話料金 (従量課金) |
11円/30秒 | 9.9円/30秒 | 11円/30秒 | 11円/30秒 | 11円/30秒 | 11円/30秒 |
通話放題① (制限有) |
無料/5分以内 | 770円/10分以内 | 550円/5分以内 | 770円/10分以内 | 550円/5分以内 | 1,100円/10分以内 | 通話放題① (制限有) |
935円/10分以内 | 660円/3分以内 | 550円/10分以内 | 500円/5分以内 | 490円/5分以内 | 無料/70分* |
通話放題② (制限有) |
- | 550円/60分 | - | - | - | - | 通話放題② (制限有) |
935円/トップ3 | 913円/10分以内 | - | 700円/10分以内 | 880円/10分以内 | - |
通話放題 (無制限) |
1,100円 | 1,870円 | 1,650円 | 1,870円 | 1,650円 | - | 通話放題 (無制限) |
1,430円 | - | 1,210円 | 1,400円 | - | 1,200円~ 1,600円 |
速度制限 | 1Mbps | 3GB 300kbps 他 1Mbps |
128kbps | 3GB 300kbps 他 1Mbps |
3GB 300kbps 他 1Mbps |
1Mbps | 速度制限 | 200kbps | 200kbps | 200kbps | 200kbps | 20GB 1Mbps 他 200kbps |
200kbps |
データ繰越 | × | ○ | × | ○ | × | × | データ繰越 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
eSIM | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | eSIM | × | × | × | △(データのみ) | × | × |
家族割 | × | × | × | ○ | × | × | 家族割 | × | ○ | ○ | ○ | × | × |
ネット割 | × | ○ | × | ○ | × | × | ネット割 | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
備考 | dカード払い でデータ通信 量増量 |
増量オプション 12ヶ月間無料 |
トッピング | 契約後1年間 通話定額 550円割引 |
2回線目 1GBまで 1,078円 |
備考 | 通話専用の アプリ不要 |
エンタメフリー・ オプション |
パケット放題 Plus |
データ家族間 シェア |
通話専用アプリ 不要 |
ブランド別メリット・デメリット・おすすめの人
ahamo
ahamoは、ドコモが提供しているサブブランドです。ドコモと全く同じ回線を使っているため高品質であるにもかかわらず、料金は格安SIM並みの金額となっています。
2021年6月の総務省の利用者意識調査でもスマホ利用者の乗り換え先の意向が一番多いのはahamoという結果になり、世間からの期待度も高くなっています。
海外ローミングが82ヵ国で無料という大きな強みがあります。
ahamo|メリット
- ワンプランでわかりやすい
- 通信品質が良い(docomoと同等)
- 追加料金なしで海外でも使える
- dカード払いでボーナスパケットをもらえる
- eSIMに対応している
- 速度制限後でも1Mbpsの速度が出る
ahamo|デメリット
- 選べる容量が20GBのみ
- サポートは基本チャットのみ
- 留守番電話・転送サービスがない
- かけ放題を外せない
- データの繰越ができない
ahamo|こんな人におすすめ
- 現在ドコモを使っていて毎月のスマホ料金を下げたい人
- 安定した通信速度を求める人
- 海外旅行先でも今のスマホを使いたい
UQmobile
UQmobileは、KDDIが提供しているサブブランドです。以前はUQコミュニケーションがMVNOとして提供していましたが、現在は、KDDIに運営主体が代わりMNOとしてサービス提供されています。
auと全く同じ回線を使っているため高品質であるにもかかわらず、料金は格安SIM並みの金額となっています。
セット割対象の人は候補の筆頭といっていいでしょう。
UQmobile|メリット
- 通信品質が良い(auと同等)
- 口座振替で支払いができる
- 実店舗がありサポートが受けられる
- データの繰越ができる
- eSIMに対応している
- M/Lプランでは速度制限後でも1Mbpsの速度が出る
UQmobile|デメリット
- 自宅セット割が使えないと他の格安SIMと比較して割高
UQmobile|こんな人におすすめ
- 現在auを使っていて毎月のスマホ料金を下げたい人
- 自宅セット割を受けられるサービス(auでんき、auひかり等)を利用している人
- 月によってデータ通信量が変わる人
- 実店舗でのサポートを受けたい人
povo
povoは、KDDIが提供しているサブブランドです。UQmobileと同様に、auと全く同じの回線を使っているため、高品質で低価格を実現しています。
トッピングという他社にはない特徴があり、使い方によっては選択肢に入ってくるブランドです。
povo|メリット
- 通信品質が良い(auと同等)
- ベース料金が0円
- トッピングにより+αの機能の取り外しができる
- データ使い放題24時間のトッピングがつけられる
- eSIMに対応している
povo|デメリット
- 速度制限時の最大速度は128kbpsと低速
- 契約やその後のサポートはオンラインのみ
povo|こんな人におすすめ
- 現在auを使っていて毎月のスマホ料金を下げたい人
- ベース料金0円に魅力を感じる人
- トッピングで柔軟にプランを変えたい人
- 24時間使い放題を利用したい(不定期に大容量通信をする)人
Yモバイル
Yモバイルは、ソフトバンクが提供しているサブブランドです。ソフトバンクと全く同じ回線を使っているため、品質はソフトバンクと同じでありながら、低価格な水準を実現しています。
YahooやPayPayのサービスで優遇されているのが特徴です。
UQmobileの対抗になるでしょうか。有力候補の一つです。
Yモバイル|メリット
- 通信品質が良い(ソフトバンクと同等)
- Yahoo!の「プレミアム会員」の特典を利用可能
- PayPay関連のキャンペーンが優遇されやすい
- 実店舗でのサポートが受けられる
- eSIMに対応している
- 速度制限後でも1Mbpsの速度が出る
Yモバイル|デメリット
- 割引が使えないと他の格安SIMと比較して割高
Yモバイル|こんな人におすすめ
- 現在ソフトバンクを使っていて毎月のスマホ料金を下げたい人
- 家族でワイモバイルに契約することができる人
- 家でソフトバンク光・ソフトバンクAirを使っている人
- Yahoo!プレミアム会員の人もしくは今後加入する予定のある人
- PayPayやヤフーショッピングをたくさん使う人
- 実店舗でのサポートを受けたい人
LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクが提供しているサブブランドです。Yモバイルと同様に、回線はソフトバンク品質で低価格を実現したブランドです。
名前の通りLINEとの相性がいいのが特徴です。ahamo、povoのライバルになってくるブランドです。
LINEMO|メリット
- 通信品質が良い(softbankと同等)
- LINEデータの使い放題
- 口座振替・デビットカード・キャリア決済対応
- キャリアメールを引き継げる
- 20GBプランはLINEスタンププレミアム使い放題
- eSIMに対応している
- 速度制限後でも1Mbpsの速度が出る
LINEMO|デメリット
- 留守番電話・転送電話サービス非対応
- データの繰越ができない
LINEMO|こんな人におすすめ
- 現在ソフトバンクを使っているで毎月のスマホ料金を下げたい人
- LINEのトークや通話を頻繁にする人
- LINEスタンププレミアム使い放題に魅力を感じる人
楽天モバイル
楽天がサービス提供する楽天モバイルは、モバイル料金を下げた立役者でしょう。
データ使い放題、通話かけ放題のワンプランが特徴です。
0円から持てることもあり、普段から楽天経済圏のサービスを利用している人には必須のSIMとなっています。
現時点では、独自エリアの整備が不十分という欠点がありますが、その点については今後に期待です。
楽天モバイル|メリット
- ワンプランでわかりやすい
- 楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象
- 楽天ポイントが貯まる
- 海外でも利用できる
- 実店舗でサポートが受けられる
- 端末のラインナップが豊富
- SMS無料
- eSIMに対応している
楽天モバイル|デメリット
- データが使い放題となるのは楽天エリアのみ(楽天エリアは限られている)
- パートナーエリア(au回線)は毎月5GBまで
- 楽天エリアでは通信品質が良くない
- かけ放題にするには専用のアプリが必要
楽天モバイル|こんな人におすすめ
- 生活圏が楽天のエリア内の人
- 楽天サービスを多く利用している人
- わかりやすいワンプランに魅力を感じる人
- 主にWi-Fiエリアでスマホを使用しており、モバイルの通信量が月1GB以内の人
- スマホを2台持ちしたい人
- 実店舗でのサポートを受けたい人
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMブランドです。
端末とのセット購入に定評があり、『格安SIMアワード2021下半期』ではセット購入部門(総合満足度/端末ラインナップの部)で最優秀賞を獲得しています。
OCNモバイルONE|メリット
- ドコモ系格安SIMの中では回線速度は速め
- 550円(500MB)の低価格でSIMが持てる
- 通話専用のアプリが不要
- 最新スマホが格安で手に入る
OCNモバイルONE|デメリット
- LINEのID検索ができない
- 10GBを超える大容量プランがない
OCNモバイルONE|こんな人におすすめ
- 月額550円(500MB)でSIMを持ちたい人
- 端末を同時購入したい人
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、KDDIグループ参加でインターネットプロバイダ大手のビッグローブが提供する格安SIMブランドです。
最大の特徴は、YouTubeや音楽配信など対象サービスの通信量がノーカウントになる「エンタメフリー」という定額オプションが付けられる点でしょう。他社にはない大きな強みです。
BIGLOBEモバイル|メリット
- エンタメフリー・オプションでYouTube、AbemaTVなどが使い放題になる
■エンタメフリー・オプション対象サービス
(音声SIM:308円/月、データSIM:1,078円/月)
【動画配信】
・YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids
【音楽・ラジオ配信】
・YouTube Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko、らじる★らじる、dヒッツ、楽天ミュージック、TOWER RECORDS MUSIC
【電子書籍配信】
・dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天Kobo
【その他のアプリ】
・Facebook Messenger、au PAY マーケット
BIGLOBEモバイル|デメリット
- 高速通信と低速通信の切り替えができない
- エンタメフリー・オプションでは高画質の動画は視聴できない
- LINEのID検索ができない
BIGLOBEモバイル|こんな人におすすめ
- YouTubeやAbemaTVなどの動画を長時間視聴する人
- 音楽ストリーミングサービスを長時間利用する人
mineo
mineoは、関西電力グループのオプテージが提供する格安SIMブランドです。
『格安SIMアワード2021下半期』では総合満足度、コストパフォーマンス部門、ブランド信頼性部門で最優秀賞を獲得しています。
mineo|メリット
- ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリア対応
- 無制限オプションの「パケット放題 Plus」がある
mineo|デメリット
- Aプラン(au回線)は直近3日感の通信制限がある
mineo|こんな人におすすめ
- 「パケット放題 Plus」(1.5Mbps)に魅力を感じる人
IIJmio
IIJmioはIIJがサービス提供している格安SIMブランドです。
J.D. パワー 2021年携帯電話サービス顧客満足度調査のMVNO部門で顧客満足度No.1を獲得しているほど人気の格安SIMです。
IIJmio|メリット
- 格安SIMの中でも料金が最安クラス
- IIJmioひかりとのセット割でさらに安い
- 通信の速度切り替えとバースト転送に対応
IIJmio|デメリット
- IIJmioひかりとのセット割の対象が1回線のみ
IIJmio|こんな人におすすめ
- 少しでも安い料金がいい人
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズが提供する格安SIMブランドです。
2021年11月に新プランの「NEOプラン」を提供して、その速度の速さで話題になりました。
NUROモバイル|メリット
- 「NEOプラン(20GB)」が専用帯域利用で高速
- SNSデータフリー
- 3ヶ月に1回、15GBプレゼント
NUROモバイル|デメリット
- LINEのID検索ができない
NUROモバイル|こんな人におすすめ
- 20GBで高速通信がしたい人
日本通信SIM
日本通信SIMは、日本通信が提供する格安SIMブランドです。
顧客にとって合理的な携帯料金プランの提供を目指しているだけあって、安くてムダのないシンプルなプラン(合理的シンプル290プラン)を提供しています。
日本通信SIM|メリット
- 月額290円〜SIMを持てる(必要に応じて1GBあたり220円で追加できる)
- 通話専用のアプリが不要
日本通信SIM|デメリット
- 「合理的プラン」と「Wスマートプラン」の相互への乗り換えはできない
- 直営店がなく窓口がオンライン上にしかない
- LINEのID検索ができない
日本通信SIM|こんな人におすすめ
- 月額290円(1GB)でSIMを持ちたい人
まとめ
いかがだったでしょうか。あなたの使い方にあったブランドは見つかったでしょうか。
最近は、高品質・低価格のブランドが揃い高いレベルの戦いをしている印象です。
今回あげた12ブランドはどれを選んでも失敗しない水準ものとなっておりますが、より自分にあったものを選択できるといいですね。
本記事は常に最新の情報にアップデートしていきますので、時々のぞいてみてください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。