「今auを使っているんだけどスマホ代が高くて…」
「格安SIMっていうのがあるのは知っているんだけど、なんか沢山あってよくわからない…」
こういった悩みをお持ちの方、ズバリUQモバイルに乗り換えオススメします。
今回はUQモバイルのメリット・デメリットを網羅的に見ていきましょう。
18年間auユーザだった私が、UQモバイルに乗り換えて感じた点を踏まえてメリット・デメリットをすべて解説します。
項目が多くなってくるのでまずは主なメリット・デメリットから見ていきましょう。
auからUQモバイルに乗り換えるメリット
<メリット>
・料金が大幅に安くなる
・サブブランドだが通信品質はメインブランドのau並
・auID、Pontaポイントなどが引き継げる
料金が大幅に安くなる
au | UQモバイル | ||||
ピタットプラン4G/5G | くりこしプラン +5G | ||||
データ容量 | 月額基本料 | 割引後 | データ容量 | 月額基本料 | 割引後 |
1GB | 3,278円 | 2,178円 | 3GB | 1,628円 | 990円 |
4GB | 4,480円 | 3,278円 | 15GB | 2,728円 | 2,090円 |
7GB | 5,980円 | 4,928円 | 25GB | 3,828円 | 2,970円 |
無制限 | 7,238円 | 4,928円 | - | - | - |
通話 | 22円/30秒 | 通話 | 22円/30秒 | ||
5分かけ放題 | 880円/月 | 10分かけ放題 | 770円/月 | ||
かけ放題 | 1,980円/月 | かけ放題 | 1,870円/月 |
auの割引は「家族割りプラス(3人以上)」「auスマートバリュー」「au PAYカードお支払い割」。家族割プラスの適用人数によって割引額が変動するなど少々複雑です。
一方、UQモバイルの割引は「自宅セット割」のみ。シンプルでわかりやすいですね。
UQモバイルにはデータ無制限プランがありませんが、YouTubeを長時間視聴するなどの使い方であれば25GBもあれば十分です。大容量のデータを頻繁にダウンロードするなど特別な使い方をしていなければ問題ありません。
小容量プランについては、ギガ数、金額ともにauを使うメリットはありませんので、無制限でなくても良い場合はUQモバイル一択です。
通話については、auは5分かけ放題、UQモバイルは10分かけ放題にもかかわらず、UQモバイルの方が110円安いですね。かけ放題についても同様です。
サブブランドだが通信品質はメインブランドのau並
UQモバイルは元々、UQコミュニケーションが提供するサービスとしてMVNOサービスを展開していましたが、現在はKDDIの提供となっておりMNOサービスとなります。
つまり、auと同じ回線を使っており通信品質はauと同等となります。
auID、Pontaポイントなどを引き継げる
auIDからUQモバイルに乗り換えても、これまでと同一のau IDが引き継げます。
また、au利用者に付与されていたPontaポイントは、au IDに対して加算される仕組みです。
au IDが引き継げるということは、貯まっているPontaポイントも継続利用できるということです。
また、auかんたん決済も継続利用することができます。
auからUQモバイルに乗り換えるデメリット
・無制限プランがない
・auのキャリアメールが使えなくなる
無制限プランがない
プラン名 | くりこしプランS +5G |
くりこしプランM +5G |
くりこしプランL +5G |
月間データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割適用後 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データを使い切った後or節約モード時 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
auからUQモバイルへ乗り換えるデメリットとして、無制限の使い放題プランがないことが挙げられます。
auの「使い放題MAX 5G/4G」の場合、月々のデータ使用量は無制限です。
一方、UQモバイルで提供されている最大容量は「くりこしプランL +5G」の25GBです。
auのような使い放題プランはない点は押さえておきましょう。
ただし、UQモバイルの「くりこしプランM/L +5G」では最大1Mbpsを維持できます。
万が一データを使い切っても、YouTubeを長時間観るなどの使い方であれば1Mbpsで十分ですので、このような使い方であれば特に問題とはならないでしょう。
auのキャリアメールが使えなくなる
UQモバイルはでは、auの「@ezweb.ne.jp」や「@au.com」などのキャリアメールが使えなくなる点にも注意が必要です。
乗り換えの前にはGmailや、Yahooメールなどのフリーメールへ移行しましょう。
また、UQでもキャリアメール「@uqmobile.jp」が使えますがこちらは月額220円の有料となります。
他の格安SIMとの比較【メリット・デメリット】
「格安SIMは他にもたくさんあるけど、その中でもUQモバイルがいいの?」
こういった疑問もあると思いますので他の格安SIMとの比較も見ていきましょう。
<メリット>
・auのスマホがそのまま使える
・口座振替対応
・実店舗がありサーポートが受けられる
・データの繰越がある
・5G回線が使える
・デザリングが無料
・LINEのID検索が使える
auのスマホがそのまま使える
UQモバイルはauと同じ回線を使用しているため、auのスマホであればSIMロック解除をしなくてもそのまま使えます。
ただし、一部の古い端末については、SIMロック解除が必要となりますの注意しましょう。
SIMロック解除が必要となる端末はこちらで確認できます。
動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧
口座振替対応
他の事業者ではクレジットカードでの支払いしか対応していないところもありますが、UQモバイルでは口座振替にも対応しています。
ただし、口座振替の場合は、UQスポットやUQモバイル取扱店などの実店舗での手続きが必要となります。
オンラインでは口座振替の申し込みができないのでその点は注意です。
なお、すでにUQモバイルを利用していて、支払い方法をクレジットカードから口座振替に変更する場合はオンラインでも手続きが可能です。
実店舗がありサーポートが受けられる
UQモバイルは他の格安SIMと同等の安さでありながら、実店舗を構えています。
何かトラブルが発生した場合でも、日本全国の「auショップ」や「UQスポット」へ持ち込んでサポートが受けられますので安心です。
店舗については、UQモバイル公式サイトの「販売店舗一覧」で探してみてください。
データの繰越がある
データ容量を使いきれなかった場合、翌月にその分繰り越せます。
例えば、「くりこしプラン S (3GB)」で今月2GBしか使わなかった場合、翌月は4GB使えることとなります。
(翌々月には繰越せません)
データの使い方が月によって違う方などには大きなメリットになりますね。
5G回線が使える
まだまだ格安SIMでは5G未対応の事業者も多いですが、UQモバイルは、新プラン「くりこしプラン +5G」からは5Gにも対応しましたね。
デザリングが無料
テザリングとは、スマホをWiFiルーター代わりにして、外出先でもパソコンやゲーム機をインターネットに接続できる機能のことです。
テザリングサービスを有料としている事業者も多数ありますが、UQモバイルでは無料となります。
ただし、テザリングで使用したデータは月間データら量から消費される点に注意が必要です。
LINEのID検索が使える
格安SIMを選ぶ際に見落としがちなのが、LINEの年齢認証ができず、ID検索が使えなくなるという点です。
LINEの年齢認証は、LINE株式会社と連携しているキャリア・格安SIM事業者のみ提供できるサービスになります。
以前は、UQモバイルではLINEの年齢認証ができず、ID検索が使えませんでしたが、新プラン「くりこしプラン +5G」から使えるようになりました。
乗り換え手数料無料
auからUQモバイルへの乗り換えでは、いっさいの手数料を払うことなく乗り換えをすることができます。
auから他のブランドに変更する際には、通常、契約解除料(10,450円 or 1,100円)、MVNO転出手数料(3,300円)、新規事務手数料(3,300円)などがかかりますが、UQモバイルは同じKDDIが提供するサービスですのでこれらの乗り換え手数料が免除されます。
<デメリット>
・セット割が使えないと他のMVNOよりも少し高い
自宅セット割が使えないと他のMVNOよりも少し高い
自宅セット割を適用しない料金で比較すると、下記のようにUQモバイルより安い格安SIMはあります。
UQモバイル (割引前) |
mineo | BIGLOBEモバイル | イオンモバイル | |
3GB | 1,628円 | - | 1,320円 | 1,078円 |
5GB | - | 1,518円 | - | - |
15GB | 2,728円 | - | - | - |
20GB | - | 2,178円 | - | 2,178円 |
25GB | 3,828円 | - | - | - |
それでも通信品質などのメリットとこちらのデメリットを総合的に考えると、UQモバイルを選択する人が多いのではないでしょうか。
まとめ
<メリット>
・料金が大幅に安くなる
・サブブランドだが通信品質はメインブランドのau並
・auID、Pontaポイントなどが引き継げる
・auのスマホがそのまま使える
・口座振替対応
・実店舗がありサーポートが受けられる
・データの繰越がある
・5G回線が使える
・デザリングが無料
・LINEのID検索が使える
<デメリット>
・無制限プランがない
・auのキャリアメールが使えなくなる
・セット割が使えないと他のMVNOよりも少し高い